2009年11月27日金曜日

最近のグラスワイン


だいぶ冬らしくなってきました。
白・赤ともにインパクトの強いワインが飲みたくなります。

スパークリングと白。
左から。
 
コドーニュ ロンデル・プラ・ラサ・ブリュット
スペイン
マカベオ40% パレリャーダ30% チャレロ30%
柑橘系のきりっとした味わい。きめ細かくかなりクリーミーな泡立ちです。香ばしさより喉ごし重視のスパークリングです。
¥840
 
ヴィニウス シャルドネ ’08
フランス ラングドック
シャルドネ
ふわっと広がるヴァニラ香、後から洋梨やパイナップルのアロマがあります。果実味たっぷりで丸さが印象的。
¥630
 
ヒューゲル ジョンティ ’05
フランス アルザス
ゲヴェルツトラミネール リースリング ピノ・グリ ミュスカ シルヴァネール
アルザスの品種のオールブレンド。見事に調和してます。ゲヴェルツの香り、ミュスカの果実味が印象的ですがアフターにリースリングの洗練とシルヴァネールの爽やかさがあります。
¥735

赤ワイン。
左から。
 
オジェ コート・デュ・ローヌ・ジェンティルオム ’07
フランス コート・デュ・ローヌ
グルナッシュ主体 シラー ムールヴェドル
レーズンやプルーン、ややワイルドなスパイシー香。香りの印象を裏切らない味わい。複雑性のある味わいで程よくタンニンもこなれています。
¥630
 
シャトー・ド・プリモー ブルゴーニュ ’06
フランス ブルゴーニュ
ピノ・ノワール
ラズベリー、チェリーといった赤い果実の香り。酸味が優しくまろやかでコクを感じます。若々しくチャーミングな印象ですがバランスがよく取れていると思います。
¥840

マアジ パッソ・ドーブレ
アルゼンチン・メンドーサ
マルベック62% コルヴィーナ30% メルロ8%
濃縮カシスと樽からくるヴァニラ香、腐葉土や赤身肉など野性味のあるアロマが特徴です。ブルーベリーを凝縮したような味わいの中にビターな後味があります。
¥840

2009年11月24日火曜日

説明しにくいtokiya


「何料理屋さんですか?」
お会いした人にお店を自己紹介するときや、初めて来店されたお客さんにメニュー説明をするときに訊かれることがあります。
 
なんとなく創作料理と言いたくないので、恥ずかしながら、その都度説明に困ってしまいます。
 
ぼくの母がつくる晩ご飯は、例えば、色んな根菜のきんぴらや春雨サラダ、ミートボールのトマト煮込みにナシゴレンみたいな何でもありの組み合わせ。週末は人がよく集まる家だったので、さらに鰹のヅケや残った煮込みをソースにしてパスタなどが加わったりもします。
週末に「今日は誰が来るの?」とよく訊かれたものです。
残ったご飯はおにぎりにして持ち帰ってもらったり、タッパに詰めてドギーバッグしてもらったり。
みんなでワイワイやりながら大皿料理たちをたいらげる、というのが晩ご飯の風景だったのです。
 
tokiyaの原点は紛れも無くこの晩ご飯で、今もこの延長線上にtokiyaがあると思っています。

家庭の晩ご飯にしては少々手が込んでいましたが、組み合わせは無頓着で和洋折衷のボーダーレス。 ただ、この晩ご飯スタイルが体の奥まで沁み込んでいるので、不親切とは思いながらもこう説明します。

「家庭料理ダイニング」と。

2009年11月12日木曜日

今月のワイン会はヌーヴォーです!


20日の金曜日、ワイン会を行います。
 
今月は新酒解禁の月。
ボージョレはもちろん、ボージョレの少し北にあるマコンやシャロネーズ、パリの南にあるロワール地方や南仏ラングドック地方のヌーヴォーも用意いたします。
さらに、おまけでイタリアのノヴェッロ(ヌーヴォー)、オーストリーのホイリゲも集めました。
色々な新酒を楽しんでいただけるように地区・ブドウ品種もさまざま。とてもヴァラエティに富んだラインナップになっています。

お食事のメニューもヌーヴォーに合わせてテリーヌやゼリー寄せ、先日習ったばかりですが生ソーセージも出そうかなと思っています。

新酒の出来ばえをチェックしにぜひぜひいらしてください。お待ちしています。

新酒ワイン会
日時:11月20日金曜日 18:00から23:00(ラスト・オーダー)
チャージ:¥2000 ビュッフェ形式のお食事つき
グラス:¥500から¥700

お席はご用意していますが、混みあってくるとスタンディングになってしまいます。また、20日当日はワイン会のため通常営業は致しません。ご了承ください。 

2009年11月11日水曜日

気に入ったエプロンは気持ちを締めてくれる


tokiyaスタッフのエプロンは全てateliers PENELOPE 製。
素材が帆布なので丈夫で使いやすく、洗うごとにいい味が出てきたりしてとても気に入ってます。
かわいすぎないメンズライクなデザインも魅力。むしろ、使い続けると生地の表情もこなれてきて、かなり男子なアイテムに顔を変えます。
 
私的なことで恐縮ですが、使い続けるという行為がとても好きです。
破れたり、壊れたり、使いにくかったりしたら修繕して使い続けることによって、愛すべき存在になっていく感じがとても心地よいのです。

ペネロープのアイテムはそんな気持ちにもバッチリ応えてくれますよ。

ateliers PENELOPE のサイトはこちら。
http://www.atelierspenelope.com

2009年11月9日月曜日

レアがポイント、サルシッチャ


先日、イタリアのソーセージ、サルシッチャを習いに行ってきました。
先生はサルシッチャ!デリの鈴木さん。気遣いの伴ったユーモアと左よりひと回り太い右腕の持ち主でした。
 
豚の前足をミンサーで粗挽きにして豚腸に詰め込む。タコ糸で結び目を入れてひとまとめに。
工作に近い手作業で少し大変ですが、味付けはとてもシンプルなのにビックリ。イタリア食材らしい物はひとつも使ってないのに食べるとイタリアンになってます。すごい!
しかもレア気味の焼き加減が美味!!
 
非常に美味しかったので、tokiyaでも頑張ってつくってみます。

2009年11月4日水曜日

ズボン、それとも本?


美術大学で絵画を専攻すると、当然のように構造主義という考え方に出会います。
始めはいかにも難解そうな主義・思想が、絵画を考えるヒントにまで身近になった感覚を今でも覚えています。ジーンズのリーヴァイスと同姓で、『悲しき熱帯』や『野生の思考』といったタイトルの言葉選びがお洒落だったりすることが、分厚い本を手に取りやすくさせてくれたのでしょう。
きっと。
 
その、THE・構造主義である、クロード・レヴィ=ストロースが亡くなりました。
 
今年は多くの巨人が亡くなってしまって、その都度思い出がよみがえって、
振り返ったり、聴き直したり、読み返したりが多くなります。

2009年11月2日月曜日

明日の祝日ランチ


あまり知られていませんが、tokiyaは祝日もランチ営業しています。
 
普段の土日に仕事されている方、ゆったりした昼下がりと共にお待ちしております。
 
祝日、土日ランチタイム
12:00から16:00(ラストオーダー)

MJカバーアルバム


高校時代からの友人にいただいたもの。マイケル・ジャクソンのカバーアルバムです。

彼がマネージメントしているハウス・ユニット、COLDFEETによるマイケル・ジャクソンのカバープロジェクト。聴いてみるとよくわかりますが、このアルバム、マイケルの死に便乗したものではありません。かなり原曲を解体した、数年前からのプロジェクトみたいです。
 
全体的にハウスな仕上がりですが、そんな中にジャズアレンジのビート・イットなんか秀逸です。
tokiyaでもたまに流れますよ。
 
11月4日リリースです。

COLDFEETのサイトはこちらまで。
http://www.coldfeet.net/

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