2009年11月4日水曜日

ズボン、それとも本?


美術大学で絵画を専攻すると、当然のように構造主義という考え方に出会います。
始めはいかにも難解そうな主義・思想が、絵画を考えるヒントにまで身近になった感覚を今でも覚えています。ジーンズのリーヴァイスと同姓で、『悲しき熱帯』や『野生の思考』といったタイトルの言葉選びがお洒落だったりすることが、分厚い本を手に取りやすくさせてくれたのでしょう。
きっと。
 
その、THE・構造主義である、クロード・レヴィ=ストロースが亡くなりました。
 
今年は多くの巨人が亡くなってしまって、その都度思い出がよみがえって、
振り返ったり、聴き直したり、読み返したりが多くなります。

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